昨日、映画「ミッシング」の完成披露イベントが行われ、石原さとみらキャストが登場。石原さとみ演じる母親の1人娘が突然失踪。事件をきっかけに家族はつらい現実に直面していく。ネットの誹謗中傷などに翻弄され、日常が崩壊していく姿など現代社会の闇を映し出した社会派エンタテインメント作品。一昨年第1子を出産し母となった石原さとみが体当たりで挑んだ作品。イベント冒頭、感極まる場面も見られた。石原さとみは7年前に吉田監督に一緒に仕事がしたいと直談判し、この映画でようやくその夢が実現したのだった。また、出産経験も芝居に生かされたという。出産前に出来上がっていた脚本だったといい、脚本のために実体験が追いつたかのようで不思議な感覚だという。自分よりも大切なものができてからの脚本は読みたくなくなるほどで、これほどまでに感情が湧き出る役はなかったとも明かしていた。