東芝は臨時の株主総会を開きいて株式の非上場化が承認され、来月20日に上場が廃止されることが決定された。東芝は1875年創業で電気洗濯機や電気冷蔵庫等を日本で始めて開発し高度経済成長を牽引してきた。また歴代経団連会長を2名輩出していたが2015年の不正会計問題以降業績が悪化、その後株主からは短期の利益還元を求められて関係が悪化し日本産業パートナーズ中心の国内連合に株主を一本化することとなった。東芝は既に医療機器や半導体メモリーといった事業を手放しており、残った事業の多くは成長性に疑問が持たれている。