石垣の主力製品・スクリュープレスの心臓とも言える脱水部は穴の空いた筒型のフィルターが入っている。ポイントは内部のスクリュー軸が出口に向けて徐々に太くなっている所。この構造によって汚泥が搬送される過程で通り道が徐々に狭くなることで強い圧力で水分が絞られていく。出てきた脱水汚泥は元の状態から9割以上の水分が抜けて、重さも10分の1以下に。下水処理場では下水を24時間処理しなければならない。フィルターを定期的に自動洗浄することで長時間の連続運転ができるようになっている。維持・管理が用意でエネルギー効率の良い下水汚泥処理用スクリュープレスは近年徐々にシェアを拡大している。
スクリュープレスの部品の数は400以上。1台組み上げるのに4週間ほどかかるという。スクリュー軸の加工ではまず機械で大まかに形を整えた後、羽の先を人の手で丁寧に仕上げていく。フィルターの取付作業も人の目で確認しながら取り付けていく。下水はその土地の人口や産業などによって質が変わるという。水質に合わせた製品をその都度作るため、製造を自動化せず人が一つ一つ確認しながら丁寧に仕上げている。耐久性、密閉性、運動性を兼ね備えた軸受けは独自構造のオリジナル品。
石垣は1958年、塩作りが盛んだった香川県坂出市で創業した。当初は製塩工場のポンプ整備うあ配管工事を請け負っていたが、製塩工程で出るにがりに残った塩分を取り出したいという依頼から脱水機を開発した。
スクリュープレスの部品の数は400以上。1台組み上げるのに4週間ほどかかるという。スクリュー軸の加工ではまず機械で大まかに形を整えた後、羽の先を人の手で丁寧に仕上げていく。フィルターの取付作業も人の目で確認しながら取り付けていく。下水はその土地の人口や産業などによって質が変わるという。水質に合わせた製品をその都度作るため、製造を自動化せず人が一つ一つ確認しながら丁寧に仕上げている。耐久性、密閉性、運動性を兼ね備えた軸受けは独自構造のオリジナル品。
石垣は1958年、塩作りが盛んだった香川県坂出市で創業した。当初は製塩工場のポンプ整備うあ配管工事を請け負っていたが、製塩工程で出るにがりに残った塩分を取り出したいという依頼から脱水機を開発した。