世界バレーのここまでの予選ラウンドは2戦全勝。日本はすでに決勝トーナメント進出を決めている。予選トップ通過をかけ、3連覇を狙う強豪・セルビアと対戦した。この試合、右足のけがでエースのT.ボシュコビッチが欠場となったセルビアだが、前回の優勝メンバーが8人も残る分厚い選手層は脅威。レシーブから得点につなげる粘りのバレーで第1セットを奪った。第2セットは何度もセットポイントを握られるが、驚異の粘りで第2セットも奪った。その後は1セットを奪い返されるも、平均身長で10cmも上回るセルビアの猛攻を粘りのバレーで耐え抜き、3-1で日本が勝利し予選ラウンドをトップ通過。決勝トーナメントの相手は開催国のタイに決まった。石川真佑は「タイのホームでもあるので歓声もすごいと思う。アウェーにもなる。自分たちがしっかり攻めに行くというところは忘れずにやっていきたい」と話した。
