ドラマの見どころについて、震災を経験していない世代の子どもの目線から描くドラマとなっている。内容は阿部さん演じる石巻市のタクシー運転手、大林が不思議な力を持つ少女、りらと出会う。りらが口ずさんでいた歌は大林が震災でなくした妻と娘との思い出の曲だった。りらに導かれて出会ったのは震災で行方不明になった妻が書き残した曲。この曲の出会いから新たな出会いが動き出す。阿部さんに心に残ったシーンをきくと、音楽会のシーンで白鳥さんや加藤さんといったいろんな年代の人たちが力を合わせたことが特に印象的だったという。番組の呼びかけに協力してくれる石巻の人で実現したそう。今回地元の人を呼びかけて実現したシーンで、演奏会の舞台になったレインボーシアターの支配人、遠藤さんは震災で3人の子どもを亡くしており、その後自宅の跡地に地元の人に使ってもらえるよう野外の音楽施設を設置した。阿部さんが震災の当時について話すシーンを紹介した。阿部さんはこのシーンについて、役を忘れてありのままで遠藤さんの話を聞いたと語った。阿部さんはさらにこのドラマについて、このドラマに出ることができて幸せになったと話した。