福岡県中間市希望が丘高校のにんにく部は部員4人で、1年生の小野さんが先に入ったため部長になっている。中間市は近年何かしらの特産品を作りたいと考えており、地元企業でにんにくを栽培できるが場所がないと市に問い合わせし、市が場所を探していたところ希望が丘高校にスペースがあるためコンテナを設置し、生徒に関わってもらおうと思い創部したという。創部したのは今年6月で、コンテナ内の温度管理や根切り、商品の袋詰め、試食会やインスタグラムで宣伝などを行っている。3年生の石橋さんは元々陸上部だったが、にんにく部が気になって入部したという。「にんに☆KUN」は発芽にんにくで、一般のにんにくと比べ鉄分が約9倍、カルシウムが約8倍だという。にんにくの臭いの素となるアリシンは発芽すると分解され、においは残りにくいという。校内のボランティア部が道の駅で試食販売などを行った。ボランティア部は約20年前に創部され、部員12人でイベントスタッフや近隣の清掃活動を行っている。