女子大に時代の波相次ぐ“共学化”なぜ?。きのう、兵庫県にある武庫川女子大学が2027年度から男女共学化を行い「武庫川大学」に改称すると発表した。武庫川女子大学は1949年に創立、13学部21学科あり、約9600人が在籍する。女子大としては全国最大規模を誇る。理由について大学側は「優れた環境・教育・学術研究を女性に限定せず広く性別・年齢にかかわらず開くべき」とした。一方で、現役の学生からは「女子大ならではの居心地の良さがある」(読売新聞)、オンライン署名サイトには「女子大じゃなかったら入学しなかった」(Change.org Japan)という声が集まった。大学ジャーナリスト・石渡嶺司氏によると女子大のメリットは「異性の目が気になりにくい」、「女性に人気の職業の就職支援が充実」などがあるという。戦後の学制改革により5校が「女子大学」に認可された(朝日新聞)。その後、女子大の数は増え、1985年に成立した男女雇用機会均等法をきっかけにして1998年には98の女子大があった。それ以降25年間で少子化に伴い厳しい大学経営を迫られ、3割ほど減り71の数に留まっているという。武庫川女子大学は4~6年後に今の状態を維持できる保証がないということで共学にするという。付属の中学、高校は女子校のままだという。石渡氏によると中高大の一貫女子校は一定のブランドがあり、こどもを預ける保護者にも一定のニーズがあるという。今後、少子化の中“共学化の波”は押し寄せるということで、10年後に女子大の数が今の半分程度に減ると予測されている。
