愛媛県内子町石畳地区は美しい集落の景色が残る場所。そんな場所に佇む宿を訪ねた。築100年以上、農家の暮らしを味わえると人気。宿で働くのは地元のお母さんたち。旬の食材を使った手料理も人気。メインは囲炉裏でじっくり焼くアメノウオ。石畳産の茶道用の炭で出荷できないやつで焼いているとのこと。生産者の元を訪ねた。茶席で湯を沸かすのに使われる菊炭。茶道において欠かせないという高級品。焼き上がった炭を窯から出すというので作業を見せてもらった。薪に熱を送り蒸し焼きのようにしてできる炭。空気量を操り低温でじっくり焼くことで模様が出来るそう。原木2トン入れて出来上がる炭は400キロ。そこから半分くらいがお茶炭になる。炭作りが盛んだったこの地域だが、ガスなどの普及により需要が激減。その中でより価値が高く求められるものをと、50年ほど前に菊炭の生産が始まったそう。20年ほど前、夫婦で移住した武藤さん。最初は知り合いの手伝いとして始めた炭焼きだが、今や3軒残る窯の一つとして技術を受け継ぐ存在。一方で妻・裕子さんはパン屋を営み9年。炭と同じクヌギの薪を使って焼くパンは県外からも注文が来るほどの人気。パックンは「帰るのがすごく名残惜しい。魅了する力がこの町にある」等と話した。
