きょうは参院本会議が行われたが、岸田首相に対しては自民党の世耕参院幹事長は岸田首相の「国民に還元」という言葉を巡り、「岸田総理の「決断」と「言葉」にはいくばくかの弱さを感じざるを得ません」と言及し、給付なのか減税なのかもわからない言葉だと批判している。異例の批判を巡り石破元幹事長は「苦言と言うか叱咤激励というか 民主主義としては健全だと思いますよ」と評価し、片山元地方創生相は「出口を預かる参院ですから当然」とコメントしている。その一方で世耕氏に対しても自分が目立ちたいだけとの声も聞かれている。また、日本維新の会の馬場代表は消費税を8%に引き下げるとともに軽減税率を廃止することを提案したが、岸田首相は社会保障の財源として位置づけられているため引き下げることは考えていないと言及した。所得税減税を巡っても不公平性が指摘されている。