石破新内閣について、スタジオの東国原英夫が見解を話した。東国原はここ十数年、地方創生を期待して、石破派を公言してきた。5回目の挑戦で総理になったことについては率直に良かったと思う。総裁に決まった直後に「おめでとうございます」とメールをしたが、忙しいのか未だに返事が来ていない。決選投票では高市氏にも議員票の半数近くの票が入り、高市氏が役職を固辞したことからも、石破氏への反対派も多そうで難しい船出。安倍派が一人も入っていない「安倍派に恨み内閣」と言える。旧統一教会や裏金の問題もあるが、石破氏の積年の恨みが出ている人事だと感じる。総選挙には、勝ち上がって信任を得ることで党内基盤をより強くしたいという狙いがありそう。解散総選挙は誰が首相になってもすぐにやるべきだと思っていた。すぐにやると明言していたのは小泉進次郎氏だけで、石破氏は「すぐには解散しない」と言っていた。「前言を翻した」などと言われている現状を見ると、石破氏はぼかして発言していればもっと良かった。それができないところが石破氏の実直、真面目、不器用なところ。