裏金問題で自民党に逆風が吹く選挙戦の終盤、投票4日前に共産党の機関紙「赤旗」が非公認候補が代表の政党支部に2000万円が振り込まれていたと報道。立憲・野田代表は「裏の公認料」だと批判。石破総理は「政党支部に出しておるのであって、非公認候補に出しておるのではございません」と火消しに追われたが、有権者に話を聞くと憤りをあらわにした。自民党の候補者たちはとばっちりを受け、江藤拓候補は「終盤戦になって後ろからでっかい大砲の弾が飛んできた感じ」と表現。金子容三候補は支援者から「自民に入れなければよかった」と言われたと明かした。土井亨候補は「自民党をぶっ壊す思いで頑張ります」と語った。自民党を非公認となった萩生田光一候補は「執行部の判断に疑問を抱いています。ありがた迷惑な話」と語った。古屋圭司候補は投票2日前の演説で「開いた口がふさがらないような話。森山幹事長が来る予定だったが、お断りした」と語った。津島淳候補は応援に駆けつけた石破総理を公然と批判した。投票日前日のきのうは各地で自民党候補が涙ながらに投票を訴えた。