ことし都内で発生した強盗事件で逮捕起訴された20代の被告の母親が都内で開かれた勉強会で心情を語った。闇バイトに応募する一因にギャンブル依存による借金の問題があるとして支援団体が開いた。母親によると被告はギャンブルにのめり込み借金もあったという。闇バイトによる犯罪をいかに取り締まるか、政府は犯罪対策閣僚会議を開き、石破総理は緊急の対策を指示した。その中の1つ「仮装身分捜査」と呼ばれる捜査は、捜査員が架空の人物の運転免許証などを使って闇バイトに応募する捜査手法で警察庁で導入を検討している。雇われたふり作戦と名付けて取締りや抑止につなげたい考えだ。運転免許証などの証明書を偽造することは公文書偽造などの罪に問われるおそれがあるためこれまで実施されなかった。ただ、刑法では法令または正当な業務による行為は罰しないと規定されているため警察庁は現在の法律の範囲内で対応が可能ではないかとしている。警察庁は関係省庁と協議し闇バイトによる犯罪の捜査に限った運用にするなど仮装身分捜査の運用の指針を策定したうえで来年にも実施したい考えだ。また秘匿性の高い通信アプリなどSNSのアカウントを開設する際に本人確認の厳格化を事業者に要請すること、即日即金など闇バイトの募集で使われる単語を検索した人の画面に自動で警告の動画を表示する広告などで犯罪に加担しないよう呼びかけることなどを実施するとしている。