JNN電話世論調査。石破内閣を支持できるという人は先月の調査から4.3ポイント下落し、37.1%、支持できないという人は4.5ポイント上昇し59.7%だった。石破総理は先月行った施政方針演説で今日よりも明日はよくなると実感できる“楽しい日本を目指していきたい”と訴えた。この方針に「共感できる」は43%、「共感できない」は49%。派閥の裏金問題についてこれまで国会で説明してこなかった安倍派の議員らが政治倫理審査会に出席し弁明を続けている。自民党の「政治とカネ」をめぐるこれまでの対応に「納得できる」は13%、「納得できない」は85%。いわゆる年収「103万円の壁」について政府与党は123万円まで引き上げたが国民民主党は引き続き178万円までの引き上げを主張している。いくらまで引き上げることが望ましいか聞いたところ、最も多かったのは先月の調査と変わらず、「150万円程度まで」で33%だった。与党と日本維新の会が協議を続けている私立高校を含む所得制限のない高校授業料の無償化について、「賛成」は65%、「反対」は28%。少数与党となった自民党が今後ほかの野党と連立を組むことの是非を聞いたところ、「賛成」と答えた人は46%、「反対」と答えた人は29%。夏の参院選にあわせて衆院選も同時に行うことについて「賛成」は53%、「反対」は23%。政府は中国人の観光客のビザについて富裕層むけに10年間有効なビザを新設するほか、団体観光客ビザの滞在可能日数を30日に延長する方針を決めた。この方針に「賛成」は29%、「反対」は59%だった。各党の支持率(自民党、立憲民主党、日本維新の会、公明党、国民民主党、共産党、れいわ新選組、参政党、社民党、保守党、その他)。