先月3日、トランプ政権が「解放の日」と演説し、世界を驚愕させた相互関税。アメリカの司法が関税の差し止めを命じた。対象はトランプ大統領がトランプ大統領が全世界を対象にした相互関税と合成麻薬の流入を理由にした中国・カナダ・メキシコに対する関税。判決はトランプ大統領が国際緊急経済権限法を根拠に関税を科したことは大統領の権限を超えていて「違法で無効だ」としている。10日以内に停止命令を出すよう求めている。TBS CROSS DIG with Bloomberg責任者の竹下氏はトランプ関税にアメリカ国内からもNOを突きつけたと指摘。ブルームバーグ通信によると、トランプ政権は判決を不服とし上訴を申し立てたという。トランプ政権と関税交渉を続ける石破政権だが、きのう電話での首脳会談を行い、今後さらに担当閣僚間で議論を詰めていくことで一致した。4回目の関税交渉はワシントンで30日に開催予定。