東京都内の桜は散り際を迎え始めたが、いま各地で倒木が相次いで起きている。満開だった先週木曜日に東京・千代田区にある千鳥ヶ淵では桜の木が倒れた。同じ日には世田谷区の砧公園でも。午後3時ごろ花見客で賑わう中、突然桜の木が根元から倒れた。けが人の情報はないということだが、砧公園では先月にも高さが10m以上ある桜の木が倒れて70代女性がけがをするなど2日連続で倒木が起きていた。樹木医の小林氏は桜の木そのものの要因が大きいと指摘。向かったのは東京・町田市にある倒木の恐れがあり伐採された桜の木の切り株。長さ30cmの鋼の棒で刺してみると、軽く押し込むだけで棒は幹の中へ入っていく。なぜ桜の木の中が腐ってしまうのか。原因のひとつが木の幹の内部を腐らせるキノコ。そして虫による侵食も倒木の要因の一つだと小林氏は指摘。専門家は木を叩いて、音で内部の状況を判断するが、倒木の危険のある木はどのようにして見分けるのか。小林氏は「ここにちょうど高さ6~7mの花が咲いていない枝がある。なんらかの原因で水が上にいかなくなっている」など指摘。さらに斜めに生えている桜の木や根ががアスファルトを持ち上げている状態も要注意だという。
住所: 東京都世田谷区砧公園1-1
