碧桂園が30日に発表した今年1月~6月期の連結決算では、純損益が489億円(約9,800億円)の赤字に転落した。去年の同じ時期は黒字だったが、長引く不動産不況でマンション販売が低迷する中、業績が急速に悪化したものとみられる。碧桂園は決算資料で「重要な不確実性により企業の存続に疑義が生じる」と明らかにしている。ロイター通信によると碧桂園は米ドル建ての社債の利息が支払えておらず、資金繰りが悪化しえているという。碧桂園の去年の不動産販売学は国内最大で、債務不履行に陥れば不動産大手・恒大集団の経営危機より影響は深刻だとみられている。