斉明天皇の国づくりの痕跡のヒントになるのが村の古い地図に記された地名「水落」。タモリさんが古地図を頼りに歩いた。水落にあったのは不思議な形の遺跡。この礎石は地下に埋められていてその間を3~4個の石でつないでいる。地震のときもずれないよう頑丈に作られていた。日本書紀によると時計が置かれていた場所。斉明天皇の時代に日本で最初の時計・水時計。決まった時間に鐘や太鼓を鳴らして人々に時を知らしたと考えられている。「水落」という字名がついている明治の頃はここに水時計があったことは分かってなかったがのちに水時計が見つかった。新しい国づくりが進められた理由は当時の東アジアのとても不安定な国際情勢だった。