4年連続でミシュランガイド3つ星を獲得する祇園さゝ木は京都で最も予約が取れない名店から和食のカリスマが参戦する。寄せ鍋つゆの評価ポイントは出汁がまとまっているか、食材を入れた時の出汁の変化、出汁にコシがあるかである。つゆの味は同じ量の食材でお鍋を調理する。久原醤油のあごだし寄せ鍋のつゆは余韻のある出汁である。ダイショーの鮮魚亭 地鶏だし使用寄せ鍋スープ 濃厚味噌はお出汁のプロも唸った。つゆの味1位はヤマキの鰹荒節の奥深いだし寄せ鍋つゆ 700gである。出汁の重なりと深み、すっきりした後味である。香りの強い鰹荒節を使用し昆布とほたてのうま味を合わせる。55℃のつゆをテイスティングをするとかつおのコクが際立つ。
野菜との相性では白菜との相性をチェックする。1位は久原醤油のあごだし寄せ鍋。久原醤油は福岡県にある創業130年の老舗醤油メーカーである。引き立った大根の甘みが良いという。2通りの抽出方法で上品なうま味と強い出汁感を引き出している。お肉との相性はつゆが絡んだ豚肉を食べて味を比較する。1位は藤商店のよせ鍋つゆ（しょうゆ仕立て）である。藤商店は福岡県の創業158年の老舗メーカーである。かつお・昆布出汁に生揚げ醤油を加えた上品なつゆである。雑炊の味1位は藤商店のよせ鍋つゆ（しょうゆ仕立て）である。かつお・昆布出汁はお米と相性が良く、食材のうま味が凝縮する。評価はお米にまとわりつくつゆである。