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「神仏習合」 のテレビ露出情報

朝熊ヶ岳に登って、初めてお伊勢参りが完了する。古くから「朝熊かけねば片参り」と伝えられてきた。一緒に登るのは、三重県出身の小椋久美子さん。標高555メートルの山頂を目指し、金剛證寺に参る。杉に囲まれた静かな道を登り、一合、二合ではなく一町、二町と数える道標「町石」を頼りながら、進んでいく。
朝熊ヶ岳を登る吉田類さんと小椋久美子さん。30分ほどが経つと、橋にたどり着いた。見下ろすとケーブルカーの跡が残っており、かつては年間50万人が訪れていたという。戦争によって今となっては幻になった。道標「町石」が二十二町を示す場所は、なだらかになっており、旅館が建っていた。ケーブルカーと共に廃れていったとの事。
朝熊ヶ岳を登る吉田類さんと小椋久美子さん。頂上を目指していると、「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」との看板が現れた。山中とは思えぬ立派な金剛證寺は、6世紀に建立。天照大神が祀られており、御本尊と共に「神仏習合」を見ることができる。8メートルほどの塔婆もある。
朝熊ヶ岳を登る吉田類さんと小椋久美子さん。鳥居をくぐれば山頂まで20分ほど、高低差100メートルの道のりだ。緑のトンネルを抜けると、555メートルの頂上に到着した。伊勢湾に浮かぶ小島を望むことができる。無事に下山した後は、鰻と酒に舌鼓を打った。

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