レトロ喫茶グルメ探訪のために、東京都千代田区の神保町にやってきた。一軒目のレトロ喫茶は都営三田線神保町駅から徒歩1分の「カフェ トロワバグ」。平日にも関わらず店内はほぼ満席で、近くで働く人や喫茶店好きの学生まで多くの人が訪れる。店主は2代目の三輪徳子さんで、1976年に三輪さんの両親が始めた店だという。50年以上愛されるわけは、創業以来変わらぬ昭和レトロな雰囲気。床は大理石で、梁には50年以上前に線路の枕木に使われていた木材が使われている。コーヒー豆の計量に使うのは、創業当時から愛用しているという超レトロな秤。トーストしたパンにカレー風味のきゅうりやサバなどを挟んだ「サバと野菜のカレーパン」や、コーヒー風味のシロップをかけた「珈琲屋さんのカスタードプリン」が人気だという。創業以来人気ナンバーワンの「グラタントースト」は、食パンの上に自家製のベシャメルソースを塗り具材はシンプルにハムとチーズ。その上に食パンをのせ、再びベシャメルソースをたっぷりと塗りトースターで焼き上げると完成する。店主の徳子さんは、小さい頃から母の弘子さんが店で働く姿に憧れていたという。22年前に弘子さんにがんが見つかり、徳子さんは当時勤めていた食器メーカーを退職し店を手伝うことにしたという。弘子さんは亡くなる3日前まで店に立ち続けた。徳子さんは2年前に本店の老朽化を見据え、同じく2年前に2号店の「トロワバグヴェール」をオープンした。
住所: 東京都千代田区神田神保町2-7
