自民党総裁選の投開票日まであと3日。小泉陣営は選挙対策会議を開いたが小泉農水相が姿を見せなかった。小泉氏に党員票をめぐる疑惑が新たに報じられた。先週、小泉氏を称賛するコメントを動画配信サイトに投稿するよう陣営関係者に要請した問題が発覚し釈明に追われた。そして今日新たな疑惑について小泉氏が会長を務める自民党・神奈川県連が謝罪会見を開いた。自民党は先週、総裁選に投票できる県内の有権者数を訂正し党員が826人増えたと発表した。神奈川県連のトップが小泉氏のため、ネット上では党員票の操作だといった憶測が拡散された。神奈川県連は今日、継続の意思がある党員の離党手続きを進めてしまったとし、事務的なミスだったと説明した。会見では、離党手続きを取ったのが6月20日でその後参院選があり、総裁選なんか想定していないしそんな前から小泉会長が出るからってのがありえないですと説明した。FNNの取材に対し小泉氏は、あり得ない話、非常に困惑しており遺憾に思っているとコメントしている。また一部週刊誌は高市氏や小林氏を支持する党員が勝手に離党させられたなどとする記事を配信。これに対し小泉氏は、事実に反する内容を印象付けるもので総裁選に不当な影響を与えかねない、弁護士とも相談の上で強く抗議するとともに記事の訂正を求めていくとコメント。一方の高市陣営では各県連の党員の扱いについて、党本部が問題意識を持ってやるべきだとしている。高市早苗前経済安保相は、SNSで党員に投票を呼びかけた。小林鷹之元経済安保相は午後、地元の千葉県で党員と懇談した。茂木敏充前幹事長は、今日国会議員の事務所にあいさつ回りをしたほか、電話で支持を訴えた。
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