「失恋すると海が見たくなるのはお母さんのおなかの中と似ているから」について、明星大学・藤井靖教授が解説。失恋するとストレスがかかり、副腎からコルチゾールが分泌される。コルチゾールは腎臓から分泌されるホルモン物質のこと。このコルチゾールが分泌され続けるとホルモンバランスが崩れ、その結果、うつ病のリスクが高まる恐れがある。これを防ぐために、人間の心理は胎内回帰願望を抱くともいわれている。人間は本能的に母親の胎内・羊水を覚えており、海と胎内が似ているため、胎内回帰願望を抱いたときに海に行きたくなるのだという。