- 出演者
- 塚原愛 岡村隆史 島崎和歌子 八木勇征(FANTASTICS from EXILE TRIBE)
オープニングの挨拶。ゲストは島崎和歌子と八木勇征。
チコちゃんは「年齢を書くとき歳と才って書くのはなぜ?」と出題。岡村隆史は「満年齢と数え年で漢字の使い方を変えていた」と答えてチコちゃんに叱られた。正解は「簡単な才は小学生までの仮の漢字」。
「年齢を際と才って書くのは才が小学生までの仮の漢字だから」について、国語辞典編纂者・飯間浩明さんが解説。元来、「才」という漢字には年齢を表す意味はまったくなかった。しかし、遅くとも江戸時代には年齢の意味で使用するようになったことが分かっている。かつては、代用漢字を使うことはごく一般的で、「議」を「木」、「闘」を「斗」と書くなどしていた。現在はこのような代用はしないが、「歳」と「才」だけは今でも残っている。その理由は日本の学校教育が大きく関係。小学生になると年齢を書く機会が増える。そこで、画数が少なく簡単に書ける「才」を小学生までの仮の漢字として採用。1961年には「才」を小学3年生で教えるということも決まった(現在は小学2年生で教える)。
オープニング映像。
チコちゃんは「観覧車ってなに?」と出題。島崎和歌子は「街のいい景色を見せてあげようという遊び心から」と答えてチコちゃんに叱られた。正解は「エッフェル塔のライバル」。
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- エッフェル塔
「観覧車はエッフェル塔のライバル」について、和洋女子大学・坪野圭介准教授が解説。観覧車が誕生したきっかけは1893年に開催されたシカゴ万博。1889年に開催されたパリ万博の目玉はエッフェル塔。エッフェル塔は当時、世界一の高さを誇っていた。この状況に黙っていられなかった次の万博開催地のアメリカ。アメリカはフランスを超える高い技術力を示そうと観覧車を造ることに。観覧車を生み出すきっかけとなったのは自転車や水車だった。当時の観覧車はゴンドラ1基に約60人を乗せることができた。
体にまつわる面白い現象を試していくコーナー。
スタジオメンバーは、じっと見ると指と指が吸い寄せられちゃう現象を試した。順天堂大学・坂井建雄特任教授によると、人間の指は少し曲がった状態が楽で、指を伸ばし続けるには脳がずっと指を意識する必要がある。指を見続けることによって意識がそちらに移り、指が少し曲がった楽な状態に戻っているのだという。
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- 順天堂大学
チコちゃんは「なぜ失恋すると海が見たくなる?」と出題。八木勇征は「自分の悩みがどれだけ小さいかを、自分より大きいものを見て確認している」と答えてチコちゃんに叱られた。正解は「お母さんのおなかの中と似ているから」。
「失恋すると海が見たくなるのはお母さんのおなかの中と似ているから」について、明星大学・藤井靖教授が解説。失恋するとストレスがかかり、副腎からコルチゾールが分泌される。コルチゾールは腎臓から分泌されるホルモン物質のこと。このコルチゾールが分泌され続けるとホルモンバランスが崩れ、その結果、うつ病のリスクが高まる恐れがある。これを防ぐために、人間の心理は胎内回帰願望を抱くともいわれている。人間は本能的に母親の胎内・羊水を覚えており、海と胎内が似ているため、胎内回帰願望を抱いたときに海に行きたくなるのだという。
視聴者からのおたよりを紹介した。
次回予告が流れた。
チコちゃんとあっち向いてホイ!