ZOZOマリンスタジアムは1990年に完成し、2年後からプロ野球ロッテの本拠地として使用されてきた。ただ完成から35年が経過し老朽化が進んでいる。こうした中、球場を所有する千葉市はきょう建て替えに向けた基本的な方針を公表した。移転先となるのは現在の球場から北に1キロほど離れた幕張メッセの駐車場の敷地で、全体の3分の2に当たる約11万平方メートルでの建設が想定されている。屋根のない屋外型で、収容人数は3万3000人程度に増やすとのこと。千葉市は2034年の開業を目指し、今後敷地を所有する県などと具体的な調整を行うことにしている。一方で休日を中心に激しい混雑が発生することが課題となっていて、市長は混乱のない交通が確保できる計画案としたいなどと述べた。