バルセロナ五輪では6位入賞を果たした日本代表の中垣内祐一選手。大人気だった中垣内選手だが、現在は福井県福井市にいるという。中垣内さんは現在56歳、米農家に転職していた。中垣内さんの実家は江戸時代から続く農家で、2年前から跡を継いでいるという。年間収穫じゃ150トン、6品種を生産している。現在は田植えや収穫などの生産に加え、経理や販売なども中垣内さんが管理している。東京五輪では日本代表の監督を務めた中垣内さんだが20代の頃には50歳を目処に農家に転身しようと考えており、それは長男としての責任感からだという。この日、中垣内さんは朝9時から作業を行い、稲刈りと運搬、さらに乾燥などの作業を繰り返す。多い日では30キロ200袋を生産し、保管庫に運ぶ。農家として楽しい瞬間はないと語る中垣内さん、だが楽な仕事はないと語り、お客さんの美味しいの声は嬉しいという。現在農家と並行し、自治会長や大学教授も務める中垣内さん、現在の人生を「充実している」と語ってくれた。スタジオでは中垣内さんの作ったお米を試食した。
住所： 福井県福井市学園3-6-1