捜査が行き詰まりを見せるなか、覚醒剤事件で取り調べを受けていた男”A”は「事件当夜、血のついた前川さんを見た」と証言。Aは前川彰司さんと繋がりがあった他、警察は犯行の異常さから薬物中毒者は犯人像に当てはまると推理していた。警察はAの証言をもとに捜査、取り調べを進めるようになり、前川さんと繋がりがあった”N”とAを引き合わせるという禁じ手も繰り出した。また、Aと交友関係にあった複数人は「寝ていて、前川とは会っていない」、「前川はどうか分からない」と話していたが、のちに「血のついた前川を見た」と供述を翻した。前川さんは尋問で警察が組み立てたストーリーをぶつけられ、裁判で懲役7年が言い渡された。再審を求める戦いが始まり、前川さんは25年に無罪を勝ち取った。
Nは「事件当夜、前川さんと会う前に歌番組を見た」と話していたが、放送されたのは1週間後だった。事件から3年後、警察は「放送日が違う」と捜査報告書を検察に送るも、裁判で提出されなかった。
Nは「事件当夜、前川さんと会う前に歌番組を見た」と話していたが、放送されたのは1週間後だった。事件から3年後、警察は「放送日が違う」と捜査報告書を検察に送るも、裁判で提出されなかった。
