生きたままヒトの体内に入ると激しい腹痛や嘔吐を引き起こすアニサキス症。福井県立大学は生きているサバの筋肉にもアニサキスが寄生していることを確認したと発表した。福井県沿岸で41匹のサバを捕まえてすぐに解剖したところ、アニサキスが見つかった34匹のうち4分の1で筋肉の内部に寄生していることが確認された。このうち9割が腹側の筋肉で見つかっていた。これまでアニサキスはサバが死んだ後に内臓から筋肉に移動すると考えられていて、漁獲後、すぐに内臓を取り除くことが食中毒対策として推奨されてきた。福井県立大学海洋生物資源学部・瀧澤文雄准教授は「大前提として速やかに内臓を取り除くことも大事でして、今後は筋肉を目視で確認することも大事ですし、最善の対策としては冷凍するとか加熱が一番の対策になる」とコメントした。
