- 出演者
- 若林正恭(オードリー)
縮尺34万分1の砂の上の日本列島は海底から山岳地帯まで日本列島のデコボコを砂で表現している。この立体地図の最大の特徴はパターンを変化できる。この技術が今回の主役。地形図や衛星写真に活火山などのデータを重ねたり、衛星写真に都道府県を表示し、その上に鉄道などの複数の情報をのせ、重ねて見ることができる。上にあるプロジェクターが映像を投影し、プロジェクションマッピングを行っている。茨城県のつくば市にある産業技術総合研究所の施設の地質標本館で見ることができる。様々な社会課題の解決に取り組む日本最大級の公的研究機関で、ここでは調査や研究で得られた岩石や鉱物、化石の標本などを2000点展示している。入館無料で一日500人が来館。ここの人気展示が立体地図で大人も子どもも楽しめる技術。
オープニング映像。
茨城県つくば市は多くの研究機関が集まる科学技術拠点。ここに会社を構えるのは2016年創業の地球科学可視化技術研究所は2016年創業。経済専門誌ですごいベンチャー100に選ばれた注目の企業。挑むのは、地球科学の可視化。そのCEOは柴原暁彦で、元々産総研の研究者だったという。立体地図が展示されている地質標本館に勤務していた。専門的で複雑なデータをいかに理解してもらうか、そこで精密な立体模型にプロジェクションマッピングを重ね合わせて可視化し、誰もが分かるを目指している。そんな模型を作るのがCTOの大道寺覚。30年近く模型制作に携わるプロフェッショナル。巨大なTOKYOの模型を制作し、フランスのパリで展示をしたことも。大道寺の元には様々な依頼が来るが、世田谷、等々力、上野毛地区の地形模型を精密な3Dデータをもとに多摩川などを削り出す。自治体の施設に展示する模型で、地域の歴史に関する解説のほかにハザードマップの理解をより深めるための説明にも使用する。地球技研では他にも津波の避難シミュレーションなど防災に関する模型や、地域の山々など観光資源に関する模型も。さらに化石や恐竜の復元など様々な地球データを可視化。
立体模型とプロジェクションマッピングを重ねようと思った理由に、柴原は方向音痴で地図が読めないことにあったという。大学に入った時に化石探しをしに山の中に入った時に地図が読めないと遭難してしまうと答え、実際に遭難の経験もあるという。自分が調査する場所の立体模型をコンピューター数値制御装置でつくり、自分のために模型を作っていたという。
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地球技研では見て触って分かる!!を目指している。スタジオでは実際に箱根・芦ノ湖の模型が登場。その起伏については多少盛っている部分があるというが地形の視認性を上げるためだと答えた。また地下を可視化できる模型は淡路島、神戸、大阪に囲まれた大阪湾付近の模型。地下の岩盤がどうなっているのか、海の下の岩盤が見えるという。そこに大阪湾断層帯が通っているが、神戸市沿岸から大阪湾南部から縦断する全長39キロの活断層。マグニチュード7.5程度の地震を引き起こす可能性があると言われる。その模型は目の見えない人にも役立つという。また立体日本地図で何ができる?に柴原は地形や地質から衛星画像から地形の標高図がわかり海の中の地形も可視化できる。 人間や自然の活動を全部観察できるという。他にも活断層や、河川、道路網など26種の情報が可視化できる。また、衛星画像に学校の位置情報をのせて人口分布や避難所の把握も可能。一方で日本の温泉分布は、赤やオレンジは温度の高い温泉。そこに火山を重ねると火山の近くに熱い温泉が多いのがわかる。
若林は地球技研の技術で年収を分けてみせることはできるか?について大道寺はできると答えた。
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東京の街を使って地球技研の立体プロジェクションマッピングをスタジオで若林が体験。標高ごとに色分けした標高段彩図を表示し、土地の高さを可視化した。地質図は表土の下にどんな種類の石や地層がどう分布しているかを示した地図。水色は海の中にできた地層で緑色はそのあとに川の流れによってできた地層。その周辺の緑色にはその後川の流れによってできた地層が広がっている。正確に地図を投影できるのは歪みを補正し高精度に投影し模型制作の技術を特許化している。子どもたちが自分の街を理解し、どんな街にしていくか考えるきっかけになるという。
大道寺さんは精密な模型について地球儀県が3Dデータが地形解析ソフトで調整し、CADで調整しCAMで計算するという。また真空成形の立体地図は原型を作り、印刷した地図をのせて調整する。特殊なシートにのせて隙間の空気を抜き密着させる。真空成形は熱で柔らかくしたプラスチックを密着させ成形させる。卵のパックや食品トレーなどに使われている。地球技研では試行錯誤を重ねて技術を磨き上げてきた。スタジオに真空成型した日本列島の地図が登場し、若林は実物を観察した。
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東京・赤坂にある「M」は地図を愛でながらお酒を飲める店。壁には立体の地図がびっしり。ここは地図模型バーでそこには柴原と大道寺の姿も。大道寺が経営する店だというが、これまで制作した地図を飾り、地図に魅せられた人々と夜な夜な語り合う。お客は世界中を飛び回っていたダンサーのママの他に職業はバラバラ。この日得に盛り上がっっていたのはスリバチ地形。周りより低く凹んだスリバチのようになっている窪地のことで、川や雨水が大地を削り込むことで作られた自然の地形。都内で有名なのは渋谷。元々谷だった渋谷は周囲の大地に囲まれたスリバチ地形の代表例。また新宿・荒木町は見事なスリバチ。書籍もありファンが急増している。
柴原は幼い頃から恐竜が大好きだったという。国立科学博物館に幼い頃に連れて行ってもらい、化石などにハマっていったという。化石などに関する著書も多く、福井県立大学恐竜学研究所の客員教授も務める。また楊柳を実物大で可視化する。大道寺はサラリーマン生活をしていたが家系に地質学者がいて、その関係で父が地形模型を作っていたという。
柴原は地球科学可視化技術研究所の未来にできるだけ多くの学校や学びの機関にこのプロジェクションマッピングや立体地図を置いていきたいと答えた。また色々な場所で利用してほしいとした。
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アンパラレルド〜ニッポン発、世界へ〜の次回予告。
