コロナ後の訪日客が日本に求めるものが「体験」にシフトしてきているということは、訪日客が「娯楽等サービス費」にコロナ前に比べて2倍ほど多く費やしているという観光庁のデータからも読み取れる。ジョン・ドーブは、最近の訪日客は今の時代のサムライや忍者は本物ではなく観光用のコスプレのようなものだと気づき始めているなどと話した。関根麻里は、最初の来日で器を購入したが壊れてしまい、次の来日で金つぎ体験をする訪日外国人もいる、壊れたものを手に掛けさらに美しくするという日本人も忘れがちな哲学を思い出させてくれる、などと話した。丸山智義は広島県の神勝寺では、いろいろな禅の体験をすることができると紹介した。