フジテレビの第三者委員会が不適切と指摘していた大多亮元専務の懇親会に参加した経緯について、歌手で俳優の福山雅治がきのう自身のSNSで「不安やご心配をおかけしているファンには大変心苦しく思っている」などとコメントを発表した。福山の出席について所属事務所は「あくまで仕事先の会食にお招きいただいたとの認識のもと出席させていただいた」と説明。第三者委員会の調査報告書によると、懇親会は2005年ごろから年に1回~2回開かれ、少なくとも女性アナウンサー19人が参加。「会話が性的な内容を含んだものであった旨を述べるものが多数おり、不快であった旨を述べるものもいた」とされていた。所属事務所は「福山本人からの発信で依頼した事実はない」と説明している。福山は公式SNSで「所属事務所とも慎重に協議を重ねてきた結果、関係者に対しての詮索、特定、誹謗中傷が発生する可能性を鑑み自ら名乗り出るべきではないと考え、こちらからの発信は控えていた」とコメント。またフジテレビは「福山氏によるハラスメント行為があったという申告は確認されていない」とコメントしている。