大谷翔平選手がサヨナラヒットを放った。大谷選手のサヨナラ打はメジャー2度目。野球解説者・多村仁志氏は「本来なら内野ゴロになってもおかしくないですから大谷選手じゃないと打てないサヨナラヒットだと思う」等と評価。大谷選手の今季の成績を紹介。打率3割5分3厘はリーグトップ。ホームラン13本もリーグトップ。打点も33打点。多村氏は「チームが変わったことが大きいと思う。昨年までは勝負をしてもらえなかった時期があったと思う。それがドジャースに入って、1番にベッツ、後ろにフリーマンっていうMVPがいるので、勝負をしてもらえることが大きいと思う」等と解説。ダルビッシュ有投手は日米通算200勝を達成。日米通算で200勝を達成したのは野茂英雄さん、黒田博樹さんに続き3人目。多村氏は「再現性、ボールの強さ、コントロール、球種を投げ分けることができる能力がスゴい」等と評価。多村氏がダルビッシュ有投手と対戦した際の映像を紹介。多村氏は「戦う前から周りの選手たちは今日はダルビッシュ投手だから勝てないのかなっていう雰囲気を持たせる投手でもあった」等と振り返った。今回の試合ではナックルカーブ・ストレート・スイーパー・スライダー・カーブと9つの三振を5球種で奪っている。多村氏は「元々持っているセンスもあると思うが、プラス努力がないと無理なので、彼は常に体を鍛えたりとか色んなことを試して自分に落とし込んで引き出しを多くするという。そういう選手なのでこの年でもこれだけ勝てるということ」等と解説。ダルビッシュ投手は2005年にプロ野球のキャリアを積み上げ日本では93勝。2012年からはメジャーに挑戦。怪我や手術などで勝ち星がつかなかったこともあるもののメジャーリーグでは107勝。試合後ダルビッシュ投手は「野球のレベルが上がっている。取り残されないように勉強しながら練習していきたい」と話している。