先月から起きている民家を狙った強盗事件は5件確認されている。連続して起きている強盗事件の傾向について、組織犯罪に詳しい元警視庁警視・櫻井裕一さんによると「ここ数カ月は高齢者がいる一般の家庭のタンス預金を狙う傾向にあるので、誰でも気を付けなければいけない可能性がある」と話している。まず出来る対策が、家を侵入させにくくして時間をかぐということ。警察庁によると、犯行グループは侵入に5分かかると約7割があきらめると言われている。また110番通報から警察の人が現場に到着するまで、平均所要時間が平均8分24秒と言われている。9月から発生した民家を狙った強盗事件では5軒中、3軒が窓を割るなどしての侵入とみられている。窓の防犯対策について。専用のガラスフィルムを貼ることが対策になる。実証実験の映像ではファラスフィルムを貼るとバットで叩いても穴はあかず。国でもガラスフィルムを防犯対策として推奨している。目安として、CPマークが付いた部品に関しては窃盗犯の侵入を5分間以上防ぐ防犯性能の高い部品としている。かながわフィルムによると、施工費用は3万円~、施工依頼件数は先月比3倍だという。大きな音で強盗の侵入を防ぐための防犯アイテム、薄型アラーム。防犯カメラやフィルムなど防犯アイテムの補助金の交付を行っている自治体もある。もし強盗が入ってきた場合、まず鍵のかかるトイレの個室などに避難して110番通報する、枕元にスマホを置いていつでも通報できるように備えることも大切。