福島第一原発でミスにより、中断されていた燃料デブリの試験的な取り出しについて東京電力は今朝作業を再開した。東電によると取り出し装置は、午前7時20分に格納容器の中と外を隔てる「隔離弁」を通過し取り出しに着手したという。作業は作業員の負担軽減のため、1日2時間を目安に行われデブリを回収するまでには順調に進んでも2週間以上かかるとみられている。燃料デブリの試験的な取り出しを巡っては、先月22日取り出し装置を押し込むタイプの順番を間違えるミスがあり、作業が中断されていた。
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