昨日岸田総理が、全漁連の坂本雅信会長らと面会した。福島第一原発の処理水の海洋放出について、坂本会長は反対であることは変わらないが安全性への理解は深まってきたとした上で、「科学的安全と社会的安心は異なり、最後の一滴まで放流放出を見届けるまで漁業者の受け止めは予断を許さない」などとした。政府は明後日から放出開始で最終調整を行うとし、今日の関係閣僚会議で決定する方針だという。面会を終えた坂本会長は「放流開始から廃炉まで完遂し、その上で漁業が継続できた時に初めて100%の理解が生まれる」などと話した。一方岸田総理は、「ALPS処理水の海洋放出に伴うフォローアップ体制を、私が前面に立って構築していきたい」などと述べた。
住所: 福島県双葉郡大熊町大字夫沢字北原22
URL: http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2014/2014-j.html
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