福島第一原発の1号機から3号機には事故で溶け落ちた核燃料と周囲の構造物が混ざり合った核燃料デブリが約880トンあると推定。廃炉で最大の難関とされている。試験的な取り出しは去年12月に続き、2回目。東京電力は本格的な取り出し工法検討に向け、データ集めるため、午前10時3分2号機で着手した。前回は装置の接続ミスやカメラトラブルで作業延期・中断も約0.7グラムのデブリが採取されている。計画では前回同様、細いパイプ状の装置を入れ、底にあるデブリを数グラム回収予定。性質・状態、場所により異なると予想され、つかむ位置を最大2mほどずらす予定。作業が順調に進めば来週にもデブリを格納容器外に取り出せるとしている。
住所: 福島県双葉郡大熊町大字夫沢字北原22
URL: http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2014/2014-j.html
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