徳井はM-1グランプリが始まった当時について、チュートリアルが史上最低点となる50点を取ったことを明かし、「もう辞めないといけない」と覚悟したという。さらに翌日に劇場での出番があり、お客さんが松本さんから「面白くないヤツ」と思われていることを知っていたため、その状態で舞台に立つのは「本当に死ぬかと思った」と語った。井口はM-1で9位だったとき、日本中から「つまらないヤツ」と思われたと落ち込んだが、チュートリアルの50点に励まされたという。その後、チュートリアルはM-1に参戦を続けるも、準決勝敗退が続いた。しかし2006年、優勝を果たした。徳井は、M-1優勝前年の自分たちの漫才に満足しており、当初は大会に出るつもりはなかったと語る。しかし「出るなら勝たないとダメだ」という気持ちに変わったという。また、同期のブラックマヨネーズが優勝したときは、「嫉妬」ではなく「恥ずかしい」という感情のほうが強かったとも明かした。