1955年の自民党結党以来、総裁選に立候補した女性は小池百合子氏、野田聖子氏、高市早苗氏の3名に留まっている。これまでに女性が総裁に選出されたことはない。福田康夫首相の辞任にともない行われた2008年の総裁選で、小池氏は初の女性候補として訴えた。しかし所属する旧町村派では幹部の多くが麻生太郎氏を支持し、派閥内の対立が露呈し3位につけたものの麻生氏が圧勝した。日本は各国と比較して女性国会議員の割合が少なく、日本の衆議院の女性議員比率は186から国中164位に留まっている。（読売新聞）