物価の上昇が続く中での来年の福袋は、お得感に加えて、東京・池袋のデパートが力を入れているのがサブスクリプションの福袋。60日間、店内のパンを1日1個ずつ持ち帰ることができる福袋。1万円の販売価格で最大2万円弱のパンを受け取ることができる。デパート側には、店舗への来店機会を増やせるというねらいも。来年のえとにちなんだ驚きの福袋も。巳年にちなんで、動物園で飼育されているへびとの記念撮影や動物の世話が体験できる福袋も初めて用意。来年は昭和が始まって100年ということで、気分はまるで昭和のアイドルな福袋もある。オリジナルの写真集やブロマイドが作れる体験型の福袋をそろえ、あの手この手で心をつかもうとしている。池袋のデパート販売促進部・青木拓馬さんは「ワクワクをお客さんに感じてもらいたい」と語った。