道などのまとめによると石狩地方と後志地方の秋さけの漁獲量はあわせて1379tと漁獲量の分析のため統計を取り始めた1986年以降最も少なくなった。道内の秋さけの漁獲量は主な漁場の道東やオホーツクを含めた全域で減少傾向にあり、道は「これまでで最も少なかった2019年並みの水準になる可能性がある」としている。漁獲量が減少傾向にあることについて道立総合研究機構さけます内水面水産試験場は「海水温が上がる時期が早まるなど海の環境の変化で漁獲の時期を迎えるサケが十分に育たなかったことなどが考えられる」としている。