去年、秋田市内では市街地での猟銃の使用を自治体判断で可能にする「緊急銃猟」を実施したケースが3件あった。いずれの事案も周辺にある建物に銃弾が跳ね返るおそれがあったため、秋田市は麻酔銃を所持する県に応援を要請して麻酔銃を使用したという。今年もクマの目撃が相次ぐ中、市は麻酔銃での対応を市単独で行えるよう今年度の予備費から麻酔銃や麻酔薬を購入するための費用として381万円余を支出することを決めた。市ではこの春採用のガバメントハンターなどが猟銃に加えて麻酔銃を扱うことを想定し、市庁舎内に麻酔銃や麻酔薬を保管できる部屋を整備予定。秋田市は冬眠前のクマの活動が活発になる今年の秋ごろまでに許可の申請や資格の取得など体制を整えることを目指している。
