日中の気温の上昇と暖かく湿った空気の影響で関東甲信では大気の状態が不安定になり山沿いを中心に雨雲が発達している。午後5時までの1時間に埼玉県が本庄市に設置した雨量計で50ミリの非常に激しい雨を観測した。大気の不安定な状態はあすの夜遅くにかけて続く見込みで関東北部を中心に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがある。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するよう呼びかけている。また日本の南の海上で発生した台風7号はあすの夕方から夜にかけて東京の小笠原諸島に最も接近する見込みで高波に警戒が必要。その後は発達しながら北上し伊豆諸島や関東甲信を含む東日本、それに北日本に強い勢力で近づくおそれがあり今後の情報に注意。