エゾシカは、大きい個体だと体重が100キロを超えるという。北海道内でのエゾシカが関係する交通事故は右肩上がりに増えており、衝突すると車が破壊されるケースも珍しくないという。日本損害保険協会によると、エゾシカとの衝突事故の車両保険の支払額の平均は、61.5万円だという。国土交通省北海道開発局は、エゾシカ衝突マップを公開している。2024年度のエゾシカの推定生息数は73万頭で、北海道が目標とする個体数の2~3倍で危機的状況にあるという。酪農学園大学の立木靖之准教授は「人間の生活圏を安全と学習したことが原因なら、都市部や本州でも十分起こりうる」と話している。辻本さんは「根本的な対策は個体数を減らすしかありませんが、難しい状況にあります。市街地に現れたエゾシカには猟銃を使うことができず、稚内市は一時吹き矢による捕獲も実施していました。しかし、外れた矢の回収に手間がかかる、眠るまで時間がかかるなどの理由から、現在は取りやめています」などと話した。
住所: 北海道稚内市中央3
