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「稲垣塗装所」 のテレビ露出情報

小さな仏壇がうまれたきっかけは、仏壇離れがもたらした職人の危機だった。ピーク時と比べて、7割も出荷額が減少した仏壇。職人の仕事を守るために若き仏壇事業者が考案したのは、仏壇のリメイクだった。仏壇リメイクとは、リビングにあったのはオルゴールサイズの箱。材料は実家にあった大きな仏壇。かつて義理の母の家にあった大きな仏壇。同居するにあたり持ってきたというが、今の住まいに引っ越すときに大きな仏壇を置く場所がなく、処分を検討せざるを得なくなった。そこで依頼したのは仏壇のリメイク。仏壇を手放す家庭は全国で増え続けている。1990年に約1113億円あった出荷額は、2023年には約353億円に。核家族化や住宅の洋式化が背景にあるとされている。全国5位の仏壇生産地である静岡県でも、35年で出荷額が8割減少。職人らは仏壇離れの影響を受け続けている。静岡市で仏壇の修理など行う稲垣塗装所代表の豊さんと、息子の亘佑さん親子も例外ではなかった。豊さんは生活のために他のアルバイトもすることがあったという。このままでは職人や仏壇そのものが消えてしまうかもしれないと、30歳だった亘佑さんが考案したのが仏壇のリメイクサービス「結壇」。全国の依頼者から仏壇を回収し、提携するお寺で供養。職人たちが1つずつ解体・加工して手のひらサイズの仏壇に作り直すというもの。仏壇は工程ごとに様々な職人が関わり、分業制でつくられる。リメイクでも同じ方法がとられているが、材料はお客さんの仏壇のみで失敗は許されない。組み立てた仏壇を塗装するのは、塗装歴50年以上の前島鉄男さん。仏壇リメイクで塗装の仕事に戻った職人の1人。この仕事一筋だった前島さんは、50歳のころ別の仕事でのアルバイトを余儀なくされた。しかし2年前に、仏壇リメイクが始まり再び職人として、腕をふるえるようになった。

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