聴衆も多くは集まらず孤独な戦いが続くと思われた斎藤さんだが風向きが変わった。選挙期間中に広がっていった支持。そのきっかけとなったのはSNS。パワハラ疑惑を調査する百条委員会は続き結論が出ていない中、SNSでは疑惑がデマだったとする投稿が拡散。政治団体党首・立花孝志さんは斎藤さんを応援するために立候補し街頭演説やSNSで発信を続けてきた。優位とみられた稲村さんは追い込まれる立場となる。元尼崎市長・稲村和美氏は「言っていないけどということが、ものすごい勢いで拡散されて」とコメント。インターネット上で飛び交う憶測への火消し。選挙戦終盤には異例の事態が起きる。県内29の市の内、22の市長が元尼崎市長、稲村和美さんの支持を表明。しかし斎藤さんの勢いは止まらず選挙戦を終えた。