千葉市では知事選挙とともに市長選挙も行われる。市長選では2期目を目指す現職に新人2人が挑む構図となっている。市は下水道の料金を2026年度から平均15%程度値上げすることを検討していて争点の1つになっている。市の下水道料金は今年度初めにも平均5%ほど値上げされた。再びの値上げが必要な理由として市は老朽化が進む設備の維持管理費の増加などを挙げている。加えて、県などと運営費を分担している下水処理施設の負担金が来年度から引き上げに。人件費や光熱費の高騰が原因だという。15%程度の値上げが行われると一般的な家庭の負担は月に320円程度増える見通しで議論が交わされている。下水道料金の引き上げについて各候補者のアンケートへの回答によると、寺尾氏と杉田氏はともに反対。現職の神谷氏は賛成と回答。