町議会副議長とのトラブルが原因で、クマが出没しても猟友会が出動しない事態に陥った北海道積丹町。1カ月以上両者の溝は埋まらず、対立が続いていた。海田一時副議長の所有する土地に設置された箱わなにかかった巨大なヒグマの駆除をめぐる海田副議長の威圧的な発言をきっかけに、地元の猟友会が1カ月以上にわたって出動を停止する事態となっていた。海田副議長は以前からハンターに支払われる費用が高すぎるとして、制度を改めるべきだと指摘し謝罪の意思がないことを明かしていた。こうした中、先月31日に町と猟友会で話し合いが持たれ、猟友会は副議長からの謝罪と「駆除する際は現場に第3者を入れない」とする誓約書の提出を町に求めたという。この騒動との関連は不明だが積丹町では役場庁舎の爆破予告があり、庁舎に隣接する総合文化センターを臨時休館に。さらに町内の小中学校の児童・生徒を登校時に誘拐するという予告メールが届いたことから、全4校を臨時休校にする問題も起きている。共同通信によるとおととい、海田副議長は一転して町議会の常任委員会で謝罪したという。しかし猟友会の出動再開時期は、決まっていないという。
