北アルプスの立山できょう今シーズンの初冠雪が観測された。富山地方気象台によると立山の初冠雪の観測は平年より1か月ほど遅く、観測史上2番目の遅さとなっている。気象台は1939年から立山の初冠雪を観測しているが今回は1977年の11月9日に次いで観測史上2番目の遅さになったという。立山の初冠雪は平年よりも27日去年より31日遅くなっていて気象台では、ことしは太平洋高気圧の勢力が秋に残るなどして、9月や10月の気温が高かったためとみている。標高2450mの立山の室堂平にあるホテルの従業員は「おととい雪が降って周辺が一気に白くなった。ことしはなかなか雪が降らなかったがやっと降ってきたという感じです」と話していた。