立憲民主党の代表選挙がきょう告示され、野田元総理大臣、枝野前代表、泉代表、吉田晴美衆院議員の4人が立候補を届け出た。野田元首相は「政権交代前夜という位置づけ」、枝野前代表は「今の政権に対して対抗軸をいかに明確に高らかに掲げるか」、泉代表は「古い政治から新しい政治へと代表選で訴えていきたい」と訴えた。吉田氏と江田元代表代行は候補者を一本化することで合意し、吉田氏が立候補することになった。吉田氏は衆議院東京8区選出の52歳。前回2021年の選挙で、自民党の石原伸晃元幹事長らを破り初当選を果たした。江田元代表代行は「代表戦に女性候補が1人もいない選択肢はあり得ない」。届け出後、4人は共同記者会見に臨んだ。野田元首相は「他の野党と連携しながらうみを出し切る、その先頭に立つ」、枝野前代表は「アベノミクスが限界を迎え、経済の危機に直面している」「自民党の裏金事件で高まった政治不信による政治の危機」「明確な政治改革の道筋、経済や社会のビジョンを示し国民の期待に応えていかなければならない」、泉代表は「自民党は政権から退場してもらわなくてはならない」「一緒に新しい政権をつくろう」、吉田氏は「教育×経済が国民生活の底上げになる好循環を訴えていく」と訴えた。立憲民主党の代表選挙は今月23日の臨時党大会で投開票が行われ、新たな代表が選出される。