北の大地に今回の衆院選の縮図ともいえる選挙区がある。夕張市や岩見沢市など32市町村からなる北海道10区。自民党から立候補したのは渡辺孝一候補68歳。過去4期にわたって比例当選を重ね総務副大臣などを歴任してきた。今回始めて小選挙区から出馬した。自民党が北海道10区に候補者を擁立するのは政権交代が起きた2009年以来17年ぶり。これまではかつてのパートナーである公明党の支援に回ってきたため。その公明党が今回協力するのが立憲民主党から合流した中道改革連合の神谷裕候補57歳。直近3回の衆院選で公明党候補者と一騎打ちを繰り広げ前回は僅差で勝利を収めた。政界再編を象徴する戦いに臨む。36年ぶりに2月の投開票となる衆院選、立ちはだかるのは真冬の寒さと雪。とりわけ北海道10区は全国トップクラスで最低気温がマイナス20℃となる地点もある。神谷裕候補は極寒でも車の窓を閉めずに手を振ってアピール。寒さ対策は渡辺孝一候補も。選挙カーの中には防寒グッズを完備。街頭演説をやる時はなるべく簡潔に、聴衆を気遣っての選挙戦。ポイントになってくるのが公明票の行方で、長年にわたり立憲民主党と対立してきた公明党。支持者は今までの敵の側につくのか。公明党支持者は、滴というかそういう相手だったので素直に「うん」と言えない人は多いと思うと話した。
