マイナンバーカードを持っている人の8割以上がマイナ保険証に登録しているが利用率は今年6月時点で30.64%。紙の保険証が来月から原則しようできなくなる。来月からはマイナ保険証か資格確認書が必要になる。資格確認書はマイナ保険証を持たない人などに交付しており、保険証の代わりとして使用可能。資格確認書についてSNSではまだ届かないなどの声が。今回資格確認書が届くのは後期高齢者医療制度と国民健康保険。発送状況については取材したところ大田区役所は、先週末までに約2万4000人の対象者に行き届くように発送しているとしている。新宿区も既に発送済み、千代田区は今日までに発送完了予定とのこと。届かないとの声について第一生命経済研究所の谷口智明研究理事は、保険証の有効期限が必ずしも7月末というわけではない、時期がずれている自治体がある、引っ越し先に手続きをしに行かないといけない場合には資格確認書自体を送ってこないので注意が必要だと話した。資格確認書を持っていないと医療は受けられるが全額負担になってしまう。期限切れの紙の保険証でも来年3月末までは資格情報が確認できれば10割負担を求めないとしている。